Windows 8.1タブレットでビジネス改革のススメ

 業務効率アップや顧客対応の強化などを目的に普及が進むタブレット端末。IDC Japanの調査によれば、2014年の国内法人向けタブレット出荷数は前年比56.7%増の235万台に達している。
 ただし、タブレット端末を導入する上ではリスクもある。企業内PCで長らく利用されてきたWindowsとは異なるOSを取り入れることで、IT部門の管理負担が増大してしまったり、新たなセキュリティ脅威となる恐れもあるのだ。また「PCと同じ業務システムを使いたい」というユーザー部門の声もあるだろう。
 そこで注目したいのが「Windowsタブレット」という選択肢だ。しかし賢明な読者の中には「価格が高いのでは?」「本当に使い物になるの?」と不安に思う方もいるだろう。本特集ではそんな不安を払拭すべく、数万円台前半から手軽かつ本格的に始められる“コストパフォーマンス重視”のWindowsタブレット導入術をお伝えしよう。

「タブレットにお金は出せない」企業に朗報? 低コスト&高品質な“CTEタブレット”とは

菱洋エレクトロ

菱洋エレクトロは、半導体製品を扱う専門商社として1961年に創業した老舗企業だ。現在は半導体製品をはじめ、各種ICT製品の法人向け提供も手掛けている。そんな同社は2015年初頭、新たにWindowsタブレットの取り扱いをスタートした。

テックウインド

テックウインドは、1995年の創業時から国内企業向けにPCなどの卸売事業を行ってきた専門商社だ。2010年代に台湾ASUSTeK Computer製のタブレットを扱い始めたのをきっかけに、今では自社ブランドのWindowsタブレット「CLIDE」シリーズを展開。中国の生産拠点と連携しながらCTEタブレットを生産・提供している。

Windowsタブレット、6つの選択ポイントとは?

多種多様なデバイスで豊富な選択肢

国内外の多数のメーカーが、特長あるデバイスを提供しており、デスクワークをバリバリこなせるハイエンドモデルから、モバイルにもってこいの軽量・小型モデルまでニーズに合った選択が可能。

タブレットとしても PC としても必要な操作性をカバー

マウスやキーボードを使っての編集作業も、ペンを使った日常メモもソファーでゆったりしながらのタッチ操作もWindowsタブレットなら思いのまま。

意識することなくクラウドを最大限に活用

PC 内のファイルと同じ操作性でファイルが扱える「OneDrive」によるシームレスなクラウド活用、ネイティブアプリ「Skype」によるスムーズなコミュニケーションなど、クラウドの利点を満喫できる。

Windowsタブレットならではのマルチタスク対応

タブレットでもマルチタスクを実現し、複数の画面をみながら作業が行える。PC内もネット検察範囲に含めた統合検索も可能だ。

既存のプリンタやアプリケーションが今まで通り使える

会社で使う Office 文書の活用も既存のアプリケーションも自宅で使うプリンターも、今まで通りに利用できる。

高いセキュリティと安心の長期サポート

Windows タブレットは、必要なセキュリティ対策を標準実装。発売メーカー、OSのバージョンを問わず、10年間に渡りセキュリティ更新プログラムを提供しており安心だ。

Windowsタブレット選びのパートナー

タブレットの開発企画から参加、国内企業としてのサポート力に自信

 自社ブランドのタブレット「CLIDE」シリーズを展開。「製品そのものへの自信」が同社の強みだ。


4万円台からのWindowsタブレット+多彩なソリューションが強み

 Windowsタブレットのシンクライアント利用や在庫のリアルタイム確認などさまざまなソリューションを提供。


関連記事:Windowsタブレット導入事例

日本マイクロソフトなど45社で構成する「Windows クラスルーム協議会」と佐賀県教育委員会が学校教育のICT化に関する共同研究を開始した。

(2013年12月10日)
導入事例:

LTE通信やセキュリティ機能を内蔵しながら、重さ1キロ未満の富士通製タブレットを採用した。

(2014年9月9日)

電子黒板や1人1台のタブレットPCを使ったICT活用授業の実証研究が目黒区立中で始まった。マイクロソフト、NEC、NTT東日本と共同で取り組む。

(2014年4月21日)

佐賀県武雄市は2014年4月から、市内の公立小中学校の児童・生徒全員にタブレット端末を配布を始める。

(2013年5月10日)
導入事例:

ふくおかフィナンシャルグループは、渉外活動用端末としてWindowsタブレット2000台を導入し、タブレットから行内システムを使うための仮想デスクトップ基盤も構築する。

(2014年2月20日)

DNPが、電子黒板とタブレットを活用したデジタル教科書・教材システムの実証実験。「かさこじぞう」を題材にした2年生の国語の授業で活用する。

(2013年6月19日)
導入事例:

エステティックTBCは顧客サービスの向上を目指し、約200の国内全店舗にHP製Windows 8タブレットを導入する。

(2014年1月28日)

MSやレノボなどと共同でICT教育に取り組む中学が“IT授業”を公開。その様子をレポートする。

(2012年6月22日)

富士通は、「ARROWS Tab Wi-Fi」や新開発の手書きノートアプリなどを使って生徒の学習を支援する実証実験を始めた。

(2012年5月11日)

関連記事:Windowsタブレット&OS 最新記事

Microsoftが「Windows 10」の7月29日の無償アップグレード開始に向けて、エディション別のアップグレード先やアップグレードで削除されるアプリなどについての説明ページを開設した。

(2015年6月2日)

「Windows 10」を7月29日にリリースするとMicrosoftが発表した。日本を含む190カ国で提供する。

(2015年6月1日)

サービスのマルチプラットフォーム化を進めるMicrosoftが、Mac、iOS、Android、Windowsで端末を横断してコンテンツのコピー&ペーストができるアプリ「OneClip」を準備中という。

(2015年5月26日)

MicrosoftがWebアプリ版メーラーOutlook.comをアップデートし、受信トレイを自動的に整理整頓する「Clutter」機能やGoogleのInboxにあるようなピン機能などを追加する。まずは一部のプレビューユーザー向けにローリングアウトしていく。

(2015年5月22日)

Y!mobileが「Surface 3」のWi-Fi+LTEモデルを世界で初めて発売する。

(2015年5月19日)

Surface 3が日本で発売。日本マイクロソフトの樋口社長は「大きさ、価格帯、そして初のLTE対応と、申し分のないタブレットを提供できるようになった」と話す。

(2015年5月19日)

Surface Pro 3の国内価格が値上げ。本体価格は10〜17%程度の値上げとなる。

(2015年5月11日)

MicrosoftがWindows搭載デスクトップ専用の次期オフィススイート「Office 2016」の一般ユーザー向けプレビューをリリースした。誰でもダウンロード/インストールできるが、インストール前に「Office 2013」をアンインストールする必要がある。

(2015年5月5日)

Microsoftは年次開発者会議「Build 2015」において、iOSおよびAndroidアプリを“わずかなコード変更で”「Windows 10」の“ユニバーサルアプリ”に移植できるようにするSDKを発表した。既に英KingがiOS版「キャンディークラッシュ」をユニバーサルアプリ化した。

(2015年4月30日)

「Project Spartan」と呼ばれていた「Windows 10」の標準Webブラウザの正式名称は「Microsoft Edge」になった。「消費と創造の接線(エッジ)」にあるブラウザだ。

(2015年4月30日)

Microsoftが4月4日で創業40周年を迎え、現在サティア・ナデラCEOのテクニカルアドバイザーを務める共同創業者のビル・ゲイツ氏が全従業員宛にレターを送った。

(2015年4月5日)

Microsoftが、Windows 10にアップデートできる安価なSurfaceタブレット「Surface 3」を発表した(日本での発売は未発表)。プロセッサはARMベースではなく、Intel Atom x7で、価格はSurface Pro 3より300ドル安い499ドルから。

(2015年4月1日)

Microsoftの次期OS「Windows 10」では、指紋、虹彩、顔面でのログイン機能「Windows Hello」がオプトインで使えるようになる(対応ハードウェアが必要)。開発者はアプリやWebサービスをWindows Helloでのログインを対応させることが可能だ。

(2015年3月18日)

Microsoftが、年内公開予定のデスクトップ版Office「Office 2016」の“IT Proと開発者向け”プレビューと、4月に正式版になる「Skype for Business」(現行の「Microsoft Lync」)のテクニカルプレビューをそれぞれ公開した。

(2015年3月17日)

Microsoftがデスクトップ版次期Officeの名称は「Office 2016」に、モバイル版は「Office for Windows 10」になると発表した。いずれも年内のリリースだ。

(2015年1月23日)
なぜか[Command]キーもある:

Microsoftが、iOS、Android、Windowsで切り替えて利用できるBluetoothキーボード「Universal Mobile Keyboard」を10月に79.95ドルで発売する。

(2014年9月17日)

MicrosoftはクラウドストレージサービスOneDriveにアップロードできるファイルサイズの上限を、これまでの2Gバイトから10Gバイトに拡大した。

(2014年9月11日)

ディスプレイサイズが9インチ未満のWindowsタブレット、Windows Phone端末については、OEMメーカーはMicrosoftにライセンス料を支払わずに済むようになる。

(2014年4月3日)

2013年の国内タブレット出荷数は前年比67.2%増の743万台となった。

(2014年3月12日)

提供:菱洋エレクトロ株式会社、テックウインド株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2015年9月23日

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