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キヤノンがトッキを子会社化 有機EL開発に活用

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 キヤノンは11月13日、工作機器メーカーでJASDAQ上場のトッキを子会社化すると発表した。有機ELディスプレイ製造機器を開発販売してきたトッキの技術を、有機ELディスプレイの内製化実現に活用する。

 株式公開買い付け(11月14日〜12月12日)と第三者割当増資(12月28日払い込み)の引き受けで総額約74億円を出資し、株式の過半数を取得して子会社化する。

 キヤノンはデジタルカメラ・ビデオカメラの競争力強化に向け、既に内製化して成果を挙げたCMOSセンサーに続き、有機ELディスプレイの内製化を目指している。トッキは有機EL試作機・量産用装置を開発販売してきた実績があり、子会社化でキヤノンの有機EL開発を大きく加速できるとしている。

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