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JAXA、「かぐや」の観測データ公開 月の3Dモデルに重ねて表示も

JAXAは、月周回衛星「かぐや」が観測したデータの公開をスタート。月の3Dモデルに重ねて見られるサービス「かぐや3Dムーンナビ」も公開した。

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photo かぐや3Dムーンナビ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月2日、月周回衛星「かぐや」が観測したデータや撮影した画像を、「かぐや(SELENE)データアーカイブ」で公開した。データや画像を月の3Dモデルに重ねて見られるサービス「かぐや3Dムーンナビ」もスタートした。

 かぐや(SELENE)データアーカイブでは、粒子線計測器や磁力計、HDカメラなど、かぐやに搭載した機器と日時、観測範囲を指定すれば、観測結果を一覧表示する。会員制サービスだが、ゲストアカウントで誰でもログイン可能だ。

 かぐや3Dムーンナビは、専用ソフトをインストールして使うサービス。ソフトを起動すると月の3Dモデルを表示。回転やズームイン/アウトしながら、かぐやが撮影した月面画像や地形図、ガンマの強度を示したマップ、動画へのリンク、地名などを見られる。

 月面上に動画へのリンクも設置。クリックするとその場所で撮影した動画を見られる。

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