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ものまね“似ている度”を採点 NTTコム、独自エンジンで「まね-1GP」
ものまね音声を携帯から吹き込むと独自エンジンが“似ている度”を採点してくれる「まね-1GP」をNTTコミュニケーションズが始めた。。
NTTコミュニケーションズは10月14日、ユーザーが携帯電話から吹き込んだ芸能人のものまね音声の“似ている度”を採点し、ランキング化して競い合える新サービス「まね-1GP」(マネワングランプリ)をスタートした。独自エンジンにより類似度を判定し、「ものまね力」が詳細に分かるという。
携帯電話でサイトにアクセスし、お題を選んでクリックすると専用番号に電話がかかる。お題の音声を聞き、お題のものまね音声を吹き込んでサイトに戻ると、吹き込んだものまね音声の採点結果を表示。点数はランキング化され、参加者で競い合って楽しめる。
お題はハリセンボン・近藤春菜さんの「角野じゃねーよ」やはんにゃ・金田哲さん、なかやまきんに君など吉本芸人のセリフ。「宴会や“ここぞ”という場面で使えるお笑いギャグなどの流行りの旬ネタ」をそろえたという。吹き込む際の電話中は、ものまね名人で知られる“ぐっさん”こと山口智充さんのガイダンス音声が流れる。
採点は、富士通発ベンチャーのアニモがNTTコムが共同開発した「ものまね音声解析判定エンジン」が行う。「話速」「音圧」「抑揚」「声紋」「声質」の5指標について分析した結果に基づき採点するという。
NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯電話に対応(スマートフォン除く)。音声吹き込みにはNTTコムの「ナビダイヤル」サービスを利用するため、1回当たり10〜20円かかる。一部、無料で試せるコンテンツもある。
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