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Winny開発者の無罪確定へ 検察側の上告棄却

 P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発・公開したことで著作権法違反幇助罪に問われた開発者の上告審で、最高裁は無罪とした二審判決を支持。無罪が確定する。

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 P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発・公開したことで著作権法違反幇助(ほうじょ)罪に問われた金子勇被告の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は、無罪とした二審・大阪高裁判決を支持し、検察側の上告を棄却する決定をした。金子被告の無罪が確定する。決定は19日付け。

 2009年10月の二審・大阪高裁判決では、Winnyの主要な用途は著作権侵害だとは言えず、同ソフトを公開した際、違法公開に使わないよう被告は注意喚起をしていたなどとして、有罪とした一審・京都地裁判決を破棄して無罪判決を言い渡した。

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