「Ameroad」は150万円で売却 ヤフオク活用の「超短期小額バイアウトモデル」
個人がコンテンツを販売できる「Ameroad」がヤフオクに出品され、150万円で売買が成立。出品した村上総裁は「超短期小額バイアウトモデルとして面白かったです」と報告している。
Gumroadと同様に個人がコンテンツを販売できる「Ameroad」がYahoo!オークションに出品されたが、このほど150万円で売買が成立した。出品したクレイジーワークスの村上福之総裁は「超短期小額バイアウトモデルとして面白かったです」と報告している。
Ameroadのオークションは50万円からスタート。2件の入札があり、150万円を付けたRazestの木村仁社長が落札した。同社は携帯向けゲームサイトなどを展開しており、既にWebサイトのトップページにはAmeroadのロゴが表示されている。
村上総裁がGumroadを知り、サイトを見たこともない中開発を始めたのが2月13日。サービスの公開は翌日の14日で、オークションへの出品は17日、その2日後に落札──と、かなりのスピードで事態は進展していった。Ameroadは個人がコンテンツを気軽に販売できるサービスだが、サービス自体も軽いフットワークを生かしてネットオークションで売却されたことになる。
村上総裁はブログで売却の経緯を報告。ヤフオクでサービスを短期間に売却する「スキーム」について、(1)話題性のあるサービスではないと値段がつきにくい、(2)ヤフオク商品で稟議決済ができる会社もそんなにあるはずない──ので「あまりオススメできません」というが、「2/14にサイトができて、2/19にバイアウトするというのは、前例があまりないモデルだと思います」とつづっている。
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