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ログイン方法に批判の「LAWSON Wi-Fi」、パスワード方式の選択が可能に
ログインに電話番号/誕生月日を求めていたとして批判されていた「LAWSON Wi-Fi」が、パスワード方式も選択できるよう変更へ。アプリの規約も改めるという。
ローソンは4月10日、スマートフォン向け無料無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」のログイン方法を変更し、任意のパスワードによるログインに変更する機能を追加することを明らかにした。「準備が整い次第、できる限り早い時期」に対応するとしている。
LAWSON Wi-Fiは、スマートフォン向けに無線LANによるネット接続環境を無料提供するサービスとして4月6日にスタートした。だがログイン方式が一般的なパスワード入力ではなく、電話番号/誕生月日(3月1日生まれなら「0301」)を入力するよう求めていたため、セキュリティ上の懸念を指摘する声が相次いでいた。
またAndroidアプリの規約には「手段のいかんを問わず他人からIDや電話番号・誕生月日を入手したり、他人にIDや電話番号・誕生月日を開示したり提供したりする行為」が「禁止行為」と明記されていたことから、「友達に誕生日を教えるのも禁止なのか」などと批判されていた。
これを受けてログイン方法を変更できるようにするほか、レシートに印字されるPonta IDの一部をマスキング(文字の置き換え)するとしている。またアプリの利用規約も、禁止事項や利用記録の保存について、内容を改めるとしている。
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