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「ドラえもん」旧テレビ版に「児童向けアニメにふさわしくない言葉」 DVD回収・交換へ
「ドラえもん」旧テレビシリーズに「児童向けアニメーションにはふさわしくない言葉」が見つかったとして、小学館がDVDを回収・交換へ。
小学館は4月23日、同社が発売元のDVDに収録した「ドラえもん」テレビシリーズの作品中に、「児童向けアニメーションにはふさわしくない言葉が書き込まれていることが分かった」として、販売済みDVDの回収・交換を行うと発表した。
対象は「ドラえもん」の旧テレビ版初期作品を収録した「ドラえもんTVシリーズ名作コレクションDVD ゆめの町ノビタランド編」(2011年発売)と「ドラえもんタイムマシンBOX1979」(2009年発売)。
同社によると、その中の「一生に一度は百点を」という作品中に、当時の一部の制作関係者が記入した「いたずら書き」が含まれる映像が2秒入っているという。
同社は「当該場面をご覧になり、不快の念をいだかれた方に、心よりお詫びを申し上げます。また長きにわたり事態を掌握しなかったことを、深く反省しております」と謝罪している。
問題の映像を削除して修正したDVDを新たに作成し、交換で対応する。購入者に対し連絡を呼びかけるほか、店頭在庫の回収・交換を進める。
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