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「Xbox」がMicrosoftの総合エンターテインメントブランドに Windows 8にも搭載

Windows 8搭載PCやタブレットでは、Xbox LIVEのゲームや動画ストリーミングが楽しめるようになる。

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 米Microsoftは5月29日(現地時間)、「Xbox」を同社の総合的なエンターテインメントサービスにすると発表した。次期OSのWindows 8には、Xboxのサービスを搭載するという。

 Xboxというブランドは、現在はゲームコンソールの「Xbox 360」とオンラインサービスの「Xbox LIVE」で使われているが、「Xboxは、PC、タブレット、テレビ、スマートフォンでの音楽、動画、ゲーム、コミュニティーへの最良なゲートウェイになる。Windows 8のリリースと同時に、XboxはすべてのWindows 8ユーザーに提供される」とMicrosoftは公式ブログで説明している。Windows 8搭載PCやタブレットで、Xbox LIVEのゲームや映画を楽しめるようになるということだ。なお、Windows Phoneでは既にXbox LIVEのサービスを利用できる。

 win8
Xbox LIVEのWindows 8への統合については、昨年9月のBUILDで紹介された

 Xbox 360の累計販売台数は6700万台、コントローラーの「Kinect for Xbox 360」の販売台数は1900万台、Xbox LIVEのメンバーは4000万人だ。

 Xbox 360では現在、Xbox LIVEを通じてゲームだけでなく、映画やテレビ番組、音楽を視聴でき、対応アプリも利用できる。この半年で、60本以上の音声制御アプリと20万本以上の映画やテレビ番組がXbox LIVEに登録されたという。

 同日、米Amazon.comがXbox LIVEのGold(有料)会員向けに、動画ストリーミングサービス「Amazon Instant Video」アプリを発表した。同社が米国で展開しているこのサービスのユーザーは、Xbox 360にこのアプリをインストールすることで、テレビの大画面で映画やテレビ番組を視聴でき、Kinectを利用している場合は音声やジェスチャーでの操作もできる。Amazonは同サービスで、12万本以上の映画やテレビ番組を提供している。

 amazon video
Xbox 360にアプリをインストールしてAmazon Primeのアカウントにログインすれば、Amazon Instant Videoを利用できる

 Microsoftは6月5日からロサンジェルスで開催されるゲームカンファレンス「Electronic Entertainment Expo(E3)」でXbox関連の発表を行う予定だ。

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