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社員の「mixiは死ぬ」ブログに謝罪 SNSマーケティングのトライバルメディア

「SNS難民は救われ、mixiは死ぬ」などと題した社員のブログに「不適切な表現があった」とし、トライバルメディアハウスが謝罪した。

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問題となったブログ。現在はタイトルなどが変更され、謝罪文が追記されている

 ソーシャルメディアマーケティング支援を手がけるトライバルメディアハウスは、社員のブログに不適切な表現があったとし、謝罪文書(PDF)を7月12日付けで公開した。

 同日正午ごろ、同社の社員が所属を明かしたブログで、「LINEのソーシャルネットワーク化の先にあるもの? SNS難民は救われ、mixiは死ぬ」と題した記事を公開。LINEのSNS化戦略と、Facebook、Twitter、mixiなどの位置付けについて考察した記事で、ネットで賛否両論が飛び交い、話題になっていた。

 午後7時過ぎ、「記事タイトル・内容に関して行き過ぎた表現があった」とし、タイトルを「LINEのソーシャルネットワーク化の先にあるもの」に、本文内の「SNS難民は救われ、mixiは死ぬ」という表現を、「SNS難民は救われ、mixiは新しい方向性を求められる」に変更。「mixiやmixiユーザーに対して誹謗中傷に等しい表現をしてしまったことを深く反省している」などと、謝罪文を追記していた。

 トライバルメディアハウスは同日付で、池田紀行社長名で謝罪文を公開。記事タイトルや記事内に「不適切な表現を使ってしまった」とし、「ミクシィ様、mixiユーザー、および業界関係者の皆様への配慮が足りていなかったことを深く反省しております」と謝罪している。また、「マーケティング会社の社員以前に、ひとりの人間として、『逆の立場だったら、どう思うか』という最も基本的なことへの配慮や想像力が欠如した内容となっておりました。申し訳ございません」とわびている。

 ミクシィにも報告・お詫びしたといい、「もし機会が頂けるならば、直接訪問して改めて謝罪させて頂きたいと考えております」としている。

 再発防止に向け、ソーシャルメディアマーケティングを支援する会社の社員としての責任・心構えや、他社について言及する際、その会社の社員やサービスのユーザーの気持ちを自分のこととして考えることなどについて、池田社長指揮のもと全社員でディスカッションする機会を持つなどし、「ミクシィやユーザー、業界関係者からの信頼回復に努める」としている。

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