Windows 8搭載端末、米国でも初速は低調──NPD Group調べ
Windows 8の発売日を含む10月21日〜11月17日のWindows搭載端末の販売台数が、前年同期間より21%減少した。同期間のWindows端末に占めるWindows 8端末の割合は58%だった。
米調査会社NPD Groupは11月29日(現地時間)、10月26日に発売されたWindows 8の米国における販売状況に関する調査結果を発表した。10月21日〜11月17日のWindows搭載端末(Surface with Windows RTを除く)の販売台数は前年同期間より21%減少したという。
売れ行き鈍化はノートPCで顕著で、24%減だった。一方デスクトップPCは9%減だった。
タブレットについては、Windows 8搭載端末全体の1%以下で、NPDは“存在しないも同然”としている。MicrosoftのオリジナルWindows 8搭載タブレット「Surface with Windows 8 Pro」は来年1月に発売の見込みだ。
NPDは特に指摘していないが、現在市場にはまだIntelが9月に発表した新世代Atom(コートネーム:Clover Trail)搭載のUltrabookやタブレットはほとんど登場していない。
調査期間中に販売された全Windows端末に占めるWindows 8搭載端末の割合は58%だった。Windows 7リリース時は、発売後4週間の割合が83%だった。
Microsoftは26日、Windows 8のライセンスが4000万本以上売れたと発表した。Microsoftはこの数字の内訳(一般ユーザー向け販売が含まれるかなど)を明らかにしていない。NPDの調査は、全米の提携小売業者が提供するデータに基づいているという。
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