Android端末のYouTubeリモコン化、ソニーやパナソニックのTVが対応へ
Android端末で見つけたYouTube動画をテレビに転送し、端末を動画再生のリモコンとして利用できるようにするGoogle TVアプリのペアリング機能が、パナソニック、ソニー、LG Electronicsなどのテレビで利用できるようになる。
米Google傘下のYouTubeは1月3日(現地時間)、昨年11月に発表したAndroid端末とGoogle TVのペアリング機能を、パナソニック、ソニー、韓国LG Electonics、デンマークBang & Olufsenのテレビでも利用できるようにすると発表した。
この機能は、Android版Google TVアプリの新機能で、同じWi-Fiネットワーク内のAndroid端末とGoogle TVを自動的にペアリングし、Android端末をYouTubeリモコンとして利用できるというものだ。
Androidで見つけた動画をペアリングしたテレビに転送して大画面で表示し、一時停止や早送りなどの操作をAndroid端末から実行できる他、テレビで動画を再生中に次に再生する動画をAndroid端末で選ぶことなどができる。
この機能が、Google TVを接続しなくても上記のメーカーのテレビで利用できるようになる。また、これらのテレビではYouTubeを高精細(1080p)で再生できる。
Googleは1月8日からネバダ州ラスベガスで開催される2013 International CESで提携メーカーとともにこの新機能を披露するという。
2013年中には、シャープ、東芝、オランダPhilips、韓国Samsung Electronics、米VIZIO、米Western Digitalなどのハードウェアでもこの機能を利用できるようになる見込みだ。
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