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mixi「訪問者」がリアルタイム表示に “足あと”復活
mixiで自分のページを訪れた人を表示する「訪問者」機能のリアルタイム表示が始める。ユーザーの要望を受けたもので、mixi開始以来の「足あと」機能が事実上復活。
ミクシィは1月22日午後2時から順次、SNS「mixi」で自分のページを訪れた人を表示する「訪問者」機能のリアルタイム表示を試験的に始める。ユーザーの要望を受けたもので、mixi開始以来の「足あと」機能が事実上復活する。
ユーザーのページにアクセスした人をリアルタイムに表示。訪問時間順に、訪問時刻とプロフィール画像・ニックネームなどをリスト表示する。「コミュニティ」「mixiページ」「mixi同級生」「同僚ネットワーク」経由からの訪問も表示する。訪問履歴は最大60件まで表示。訪問履歴の削除は月10件まで可能だ。試験提供は3月末までの予定。
「訪問者」機能は、足あと機能をリニューアルする形で2011年6月に公開。足あと機能のリアルタイム表示から前日・前週に訪問したユーザーをまとめて表示する形に切り替えたが、一部のユーザーが反発し、変更に反対する署名を同社に提出するなどの動きもあった。
同社は「ユーザーファースト」を掲げてmixiユーザーからの意見・要望を募っており、訪問履歴のリアルタイム表示は最も多く要望が寄せられていたという。
同社の笠原健治社長は「多くのユーザーの皆さまに、様々な機会を通じてご意見やご協力をいただき、心より感謝しております。今後も引き続き、ユーザーファーストの立場で、ユーザーの皆さまが仲の良い友人とつながり、心地よいコミュニケーションを行えるよう、機能改善・新機能を提供してまいります」とコメントしている。
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