ソニーは3月4日、保有するディー・エヌ・エー(DeNA)株式全てを野村証券に売却することで合意したと発表した。DeNA議決権の13.14%に当たり、1〜3月期決算に約409億円の譲渡益を計上する見通し。
DeNAはソネットエンタテインメント(So-net)が2010年3月まで筆頭株主だった。ソニーが昨年So-netを完全子会社化したため、So-netの保有株式をソニーが引き継ぎ、DeNAの2位株主になっていた。
ソニーは保有資産の見直しを進めており、先月にはSo-netから引き継いだエムスリー株式の6%分の売却を発表。また米ニューヨークの米法人本社ビル、東京・JR大崎駅前のオフィスビルも売却する。
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