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Facebookの有料メッセージ機能、日本でもテスト中 正式化は「未定」
「Facebook」でつながりのない相手の「受信箱」にメッセージを有料で届ける機能は、昨年12月に米国で試験スタートしたもの。日本でも一部ユーザーを対象にテスト中で、正式サービスに移行するかは未定という。
SNS「Facebook」で、つながりのないユーザーの「受信箱」にメッセージを有料で届ける機能が実装されたと、4月初めごろから一部で話題になっているが、同機能は昨年12月に米国で試験スタートしたもので、現在は世界中でテスト中。日本でも一部ユーザーを対象にテストを進めており、正式サービスに移行するかどうかは未定という。
Facebookメッセージでは、ユーザーの友達関係などからメッセージの重要度を判断し、相手に受信通知が届く「受信箱」と、受信通知が届かずスパム扱いとなる「その他」に自動的に振り分けている。このため、友達でない相手にメッセージを送ると、自動で「その他」にフィルタリングされ、相手の目に入らない可能性がある。
テスト中の有料機能を使えば、友達ではない相手に仕事で連絡を取りたい場合など、対価を支払えば払えば確実に受信箱にメッセージを届けられる。また、メッセージ送信に課金することで、スパム送信業者の負担を大きくしようという狙いもある。
日本のユーザーが同機能を利用する場合、費用は1通102円〜1525円。相手との関係や相手の人気度によって異なるようだ。
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