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車載カメラで撮った画像をドライバー間で共有 パイオニアの新「サイバーナビ」
車載カメラで撮影した画像をドライバー間で共有し、渋滞の状況などを実写で確認できるカーナビが登場。
パイオニアは5月8日、カーナビゲーションシステム「サイバーナビ」新製品7モデルを6月に発売すると発表した。車載カメラで撮影した画像をドライバー間で共有し、渋滞の状況などを実写画像で確認できる「スマートループアイ」に対応した機種を含んでいる。
スマートループアイは、車載カメラと通信モジュールを活用して実現した機能。人気スポットの駐車場入り口や、渋滞が発生しやすい交差点周辺、高速道路など、同社が「スマートループアイスポット」として設定した場所について、通過する際、車載カメラで写真を撮影し、画像データをサーバに配信。サーバで画像処理した上で、次にそのエリアを通過するドライバーに画像を送り、交通状況を伝える。
目的地までのルート上で撮影された画像情報は、カーナビ地図上のマルチウインドウに表示可能。次に通過するルート上の画像に自動で切り替わっていくため、手間なく情報を確認できるとしている。
フロントガラス前方にAR(拡張現実)によるナビ情報を表示する「AR HUDユニット」に対応したモデルも用意した。目的地までのルート表示や車間距離表示、交差点情報などを、フロントガラス前方に映し出し、現実の風景と重ねて情報を確認できる。
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