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発禁本「エロエロ草紙」がカラー印刷で復刻 電子版が大人気
「ネットではモノクロでしか見られなかったマニア垂涎の奇書が、色鮮やかによみがえる」――無料公開されている電子版が大人気の「エロエロ草紙」が、カラー版書籍で復刻される。
「ネットではモノクロでしか見られなかったマニア垂涎の奇書が、色鮮やかによみがえる」――1930年に発行され、「国立国会図書館デジタル化資料」で常にアクセスランキング上位の「エロエロ草紙」(酒井潔)が6月21日、「エロエロ草紙 【完全復刻版】」(彩流社、2625円)として発売される。
いわゆる“つや話”や女性の裸のイラストなどを収録しており、出版前の検閲で「公序良俗を乱す」として発禁処分を受けた書籍。2010年から「国立国会図書館デジタル化資料」で電子版が無料公開され、アクセスランキング1位常連の人気書となっている。
書籍はB5版で全80ページ。ネット公開されている資料は全ページモノクロだが、実際の表紙はカラー、中面にもカラーページが「たんまり」あるという。「国立国会図書館の貴重書が、当企画のために特別にご開チン!」「エログロのなかにも、抱腹絶倒のユーモラスなエッセイ集!」「これを読まずに、『エロエロ』は語れない!」「みんな、『エロエロ草紙』の書籍化を待ち望んでいます!」――彩流社の書籍紹介ページには、担当者によるハイテンションな紹介文が並んでいる。
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