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「LINE」中国版で“検閲” 「本土のレギュレーションに従って提供」
LINEの中国向け簡体字版で、「ジャスミン革命」など送信できないNGワードがあることが明らかに。LINEは「中国本土の現地環境やレギュレーションに従っている」という。
メッセージ&無料通話アプリ「LINE」を運営するLINEは、中国本土向けのLINE簡体字版「LIANWO(連我)」で、送信できないワードが設定されていることを5月24日までに明らかにした。「中国本土の現地環境やレギュレーションに従っている」という。
簡体字版LINEで特定のフレーズを入力すると、「あなたが送ろうとしたメッセージにはセンシティブな単語が含まれています。調整後にもう一度発信してください」と表示され、送信できなくなっていると、中国のネットユーザーやメディアなどが伝えていた。
台湾のアプリ開発者Hirakuさん(@hirakujira)は、簡体字版LINEのNGワードのリストを発見・公開しており、リストには「ジャスミン革命」「インターネット封鎖」「打倒共産党」など150語が含まれている。
LINEによると、昨年12月に公開したLIANWOは、グローバルのLINEとは異なる中国向けアプリで、「中国本土の現地環境やレギュレーションに従って送信できないワードが設定されている」という。NGワードの判定や処理はアプリ内で行っており、「データがサーバーに送られることはない」と説明している。
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