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日本のスマホ普及率は25%、主流は従来型──Googleの世界調査 有料アプリインストールは世界一

Googleが世界で実施したスマートフォン利用調査によると、日本での普及率は徐々に増えているものの、他国と比べるとまだ低いようだ。

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 Googleが公開したスマートフォンの利用に関する大規模調査「Our Mobile Planet」の2013年版データによると、日本のスマートフォン普及率は25%だった。11年の6%、12年の20%から上昇しているが、普及率が最も高い韓国(73%)やシンガポール(72%)と比べると低く、依然としてフィーチャーフォン(従来型携帯電話)が多い。

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スマートフォン普及率の比較

 スマートフォンユーザーに限ってみると、「Webに接続する時間が以前よりも増えた」(40%)、「毎日検索を行う」(69%)、「商品やサービスの情報を収集したことがある」(81%)などの回答が高く、生活に浸透している様子がうかがえる。特にテレビ視聴時の同時利用率は58%と、他国と比較しても高かった。

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アプリ利用に関するデータの比較。有料アプリ数は香港、オーストラリアが日本に次いで高い

 「世界で最も有料アプリのインストール数が多い国」という結果も。インストールしているアプリ数の平均は36.4個、うち有料アプリが11.5個と今回の調査対象国の中で唯一2けたとなった。

 スマートフォンの利用目的としては、メールやSNSなどの「コミュニケーション」が90%、Webサイトの閲覧やゲーム、動画、音楽などの「エンターテインメント」が88%、ブログやニュースをチェックする「最新情報の入手」が64%となった。スマートフォンで動画を視聴すると回答した人は全体の71%にのぼり、「1日1回以上」というヘビーユーザーも17%だった。

 同調査は11年から毎年1回行っており、今回で3回目。調査対象国は48カ国で、昨年の26カ国から大幅に増やした。各国ごとの全データ(英語のみ)やPDF形式のレポートも公開されているほか、任意の国や指標を選んでグラフを作成することもできる。

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