ニュース
NFCスマホかざしてカード決済、3キャリアで9月スタート 三井住友VISA
NFCスマホを店頭レジ端末にかざすだけでカード決済できる三井住友VISAカードのサービスが9月にスタートへ。
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、三井住友カードは8月1日、NFC(TypeA/B)を搭載したおサイフケータイ対応スマートフォン向け非接触IC決済サービス「Visa payWave」を9月にスタートすると発表した。店頭レジに設置したカードリーダーに端末をかざすだけでカード決済できる。
3キャリアが提供するNFC対応スマートフォン31機種が対応。三井住友カードVISAカード会員向けで、会員サイト「Vpass」から申し込み、無料の専用アプリをGoogle Playからダウンロード・インストールして利用する。年会費は無料。
Visa Pay Waveは、NFC搭載のプラスチックカードで利用できる決済サービスとして北米やアジアなど41カ国で提供中。国内ではラオックスやヨドバシカメラ、ビックカメラの一部店舗などで対応している。
携帯3社は2011年に「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立し、NFC搭載端末対応の決済サービスに関する発行仕様や運用ルールの標準化などを協議。国内第1弾となるVisa payWaveの発行開始に向けて技術的サポートを提供した。
関連記事
- MasterCard、オンライン・モバイル決済サービス「PayPass Wallet」を発表
PayPass Walletでは、ユーザーは1つのアカウントで複数のカードによるオンラインショップでの決済やNFC決済が可能になる。 - VisaとSamsung、ロンドンオリンピックで「GALAXY S III」でのモバイル決済サービスを提供へ
ロンドンオリンピックのスポンサー企業であるVisaとSamsungが、NFC利用のモバイル決済システムを搭載した特別仕様の「GALAXY S III」を公式スマートフォンとして選手に提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.