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Google Analytics、リアルタイムAPIのβ受付を開始
Googleが、Google Analyticsのリアルタイムデータ分析機能「リアルタイムレポート」を自動化できる「Real Time Reporting API」のプライベートβの受付を開始した。
米Googleは8月1日(現地時間)、Google Analyticsのリアルタイムデータ分析機能「リアルタイムレポート」を自動化できる「Real Time Reporting API」のプライベートβの受付を開始したと発表した。申し込みページで参加を受け付けている(人数制限あり)。
2011年9月に追加されたリアルタイムレポートは、Webサイトに滞在しているユーザー数、そのユーザーの所在地、参照元、閲覧しているページの情報をリアルタイムで表示する。
このレポートをAPIでWebサイト上に表示できるようになる。例えば、ショッピングサイトでは同じ商品をリアルタイムで見ている人数を表示することで、購入を促すことができる。
このAPIをテストしたオンライン貸し別荘サービスのTwiddyは、同じ物件をリアルタイムで見ているユーザー数を表示するようにしたところ、コンバージョン率が7.9%アップし、売上高は18.6%アップしたという。
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