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千葉ロッテ神戸選手の不適切ツイート、「Twitter管理人が無断で投稿」と球団

ロッテの神戸選手の不適切ツイートについて球団が調査結果を発表。「Twitter管理人が独断で掲載し、本人は認知していなかった」としている。

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神戸選手のTwitter(Googleキャッシュより)。現在は削除されている

 千葉ロッテマリーンズは10月22日、同球団所属の神戸拓光選手(28)がTwitterで10日に行った不適切発言についての調査結果を発表した。「神戸が委託したTwitter管理人が独断で掲載し、本人は認知していなかったことを確認した」という。ただ「責任を免れるものではない」とし、神戸選手を31日まで自宅謹慎処分とした。

 問題のツイートは10月10日に投稿されたもので、事件の被害者を侮辱する形でほのめかすような内容だったため、「不適切だ」と炎上状態になっていた。同アカウントは22日までに削除されている。

 中村家國社長名による球団の発表によると、このツイートは、「神戸が委託したTwitter管理人が、本人に内容を報告せずに独自の判断で作成および掲載したものであり、「掲載時において神戸はこれを認知していなかったことが確認された」としている。

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球団の発表

 ただ、「神戸自身がこの管理人にTwitterの管理を委託している以上、掲載されたコメントについての責任を免れるものではない」とし、神戸選手に対し、10月7日に開幕した教育リーグ「宮崎フェニックス・リーグ」への出場停止と自宅謹慎を言い渡した。

 球団は「関係者の皆様に対し、大変申し訳なく、重ねて心よりお詫び申しあげます」と謝罪。「今後同様なことが起こらぬよう、選手のみならず全スタッフに対し、社会人教育を徹底していく」としている。

 神戸選手のコメントも発表した。神戸選手はブログも更新しており(現在は削除)、「ブログに加えてTwitterのコメントまで作ることは難しく、Twitterについては、全てを管理人に任せたまま何らの確認もせず、内容についても把握していなかった」という。ファンや関係者に謝罪した上で、今後については「みなさまに自分の姿を見ていただき、ほんの少しずつでも変わったと思っていただけるようにやるしかない、と心に決めている」としている。

 この発表を受けTwitterでは、「管理人」というワードがトレンドに。「わたしの問題発言はすべてTwitter管理人のものです」など、不適切な発言を「Twitter管理人」のせいにするネタが一部ユーザーの間で流行している。

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