ニコンは、11月28日に発売したデジタル一眼レフ「Df」が予想以上の注文を受け、生産が追いつかない状況にあると発表した。
同製品はフラッグシップ機「D4」と同じフルサイズの撮像素子と、かつてのニコンFM/FEシリーズを彷彿とさせるクラシカルなデザインが特徴のモデル。価格比較サイトではボディ単体が最安25万円程度となっている。
生産状況についてニコンは「お客様には大変ご迷惑をお掛けしており申し訳ございません」と謝罪し、「引き続き鋭意生産に努めてまいりますので、ご理解のほどお願い申し上げます」としている。
関連記事
- 想定上回る勢いで縮むデジカメ市場 一眼レフ2強、思惑外れ苦戦
デジカメ各社が今年度の販売台数を相次いで下方修正している。スマホによる市場の浸食に加え、欧州などの景気低迷の影響も。市場の縮小は想定を上回る勢いだ。 - 「写真に没頭するカメラ」 ニコン「Df」詳報
ニコンが“撮る楽しみ”という趣味性を前面に押し出した、デジタル一眼レフ「Df」を発売する。スペックなど詳細を紹介する。 - 「Nikon 1」にそっくり? ニコン、Polaroidのミラーレス「iM1836」がデザイン特許侵害と提訴
Polaroidブランドのミラーレス「iM1836」にデザイン特許を侵害されたとしてニコンが提訴。「Nikon 1」にそっくりだと話題になっていた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.