カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は1月31日、全国の「TSUTAYA」「蔦屋書店」で昨年の書籍・雑誌販売総額が1130億円と過去最高になったと発表した。書店チェーンとしては国内最大としている。
販売総額は前年比では3%増。03年から展開するカフェ併設型の売り場の充実や、Tカードユーザーへのデータベースマーケティングが購買拡大につながっているという。
店舗数は13年時点で前年同期比44店舗増の742店舗に。郊外の超大型店舗が好調のほか、「代官山 蔦屋書店」を起点とした新ブランド「蔦屋書店」の全国展開もスタートし、北海道函館市と千葉県・幕張に出店し、今年以降も販売額の拡大を見込む。
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