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「コミケとは何か?」公式サイトで資料公開 参加者数など最新データも
コミックマーケットの理念や歴史、現状などについて解説する資料をまとめた「コミックマーケットの理念と実相」が公式サイトで公開された。
コミックマーケット準備会はこのほど、同イベントの理念や歴史、現状などについて解説する資料をまとめたページ「コミックマーケットの理念と実相」をコミックマーケット公式サイトで公開した。
2008年に作成した「コミックマーケットとは何か?」に最新のデータを反映し、昨年全面改訂した参加者向け「コミケットマニュアル」最新版を掲載している。近日中に英語版も公開する予定だ。
最新データとして、
- 昨夏(C84)で過去最高の延べ59万人の参加者
- 昨夏で搬入数1140万冊/販売数870万冊
- 昨冬(C85)でコスプレイヤー延べ2万5千人(過去最高)
- 男性は増えている(約4割)ものの相変わらず女性が多い(約6割)
- 平均年齢は男性約31.4歳、女性約32.5歳という「大人のイベント」
- サークルの7割は赤字、15%は収支均衡(6年前と余り変化無し)
──などを公表している。
同イベントが誕生して約40年。理念や考え方が大きく変わることはないが、今参加者と共有すべきは「なぜコミケットがこれまで続いてきたのか? なぜこれからもコミケットを続けるのか?」に関わる「継続」の考え方なのではないか──と刷新を進めたという。
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