ゲッティ イメージズ、非商用での埋め込み画像利用を解禁 3500万以上の写真が利用可能に
メディアやクリエーター向けコンテンツサービスのゲッティ イメージズが、非商用目的のWebサイトやブログ、Twitterなどに無料で画像を埋め込めるサービスを開始した。
ゲッティ イメージズ ジャパンは3月6日、非商用目的に限り、無料でWebサイトやブログ、TwitterやFacebookなどのSNSの投稿に埋め込める新サービス「画像埋め込み機能」の提供を開始したと発表した。
米Getty Imagesは画像、動画、音楽を含むデジタルコンテンツを世界100カ国以上で提供する世界最大級のデジタルコンテンツ企業。高品質のコンテンツを主にクリエーターやメディア企業を対象に有償で提供している。
画像埋め込み機能は、ユーザー登録の必要なく誰でも利用できる。埋め込んだ画像をクリックするとゲッティ イメージズのWebサイトに飛ぶようになっている。非商用目的で多くのユーザーがコンテンツをシェアすることで商用目的の画像を探すユーザーの目に留まり、ライセンス収入の機会を増加させるのが目的という。
この機能を利用するには、www.gettyimages.co.jpの「検索結果ページ」または「画像詳細ページ」で画像の上にマウスを重ね、画像埋め込みアイコン(</>)をクリックし、表示されるHTMLコードをコピーして貼り付けたいページにペーストする。
埋め込まれた画像はgettyimages.co.jpサイト上でホスティングされており、埋め込まれたサイトでビューワー内のコンテンツとして表示される。ビューワーには、撮影者および画像コレクションの名前、www.gettyimages.co.jp上の画像ページへのリンクバックが含まれており、商業利用する場合は、そこでライセンスを購入する仕組みになっている。
ヘルプページによると、画像使用における制限は以下の通り。また、画像のサイズを変更することはできない。
- 製品の販売/資金の調達/プロモーションや宣伝を目的とする商用使用
- 中傷、ポルノ、その他違法となる使用
- ゲッティ イメージズのイメージ詳細ページで定められた制限に違反する使用
- 埋め込み機能の使い方以外での使用
関連記事
- Pinterest、Getty Imagesの画像のメタデータを表示する機能を追加
ユーザーがオリジナルを明示せずにピンした場合でも、それがGetty Imagesが管理する画像であれば、撮影者名やキャプションなどのメタデータが表示されるようになる。 - Flickr経由で投稿写真がストックフォト販売可能に
各種メディアなどに写真や映像を提供しているGetty Imagesのコレクションに、Flickrユーザーの優秀な写真が加わることになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.