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GWのレジャーは「聖地巡礼」 アニメファンから一般へと浸透

アニメファンの行動として使われていた用語、作品の舞台を訪ねる「聖地巡礼」が、ドラマや映画などのロケ地巡りも含むより広い概念になり、メジャーなレジャーの1つになりつつあるようだ。

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 ゴールデンウィークのレジャーは「聖地巡礼」──ホットリンクがこのほど公開した、ソーシャルメディアから分析した今年のゴールデンウィーク動向によると、アニメやドラマなどの舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」が一般にも広がりつつあるという。

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「聖地巡礼」のツイート数推移

 「聖地巡礼」は連休期間の旅行先としてツイートに登場。昨年4月以降、「聖地巡礼」を含むツイートが「旅行」を上回っており、昨年の大型連休ごろから休日を楽しむレジャーとして楽しむ割合が高まっているようだという。

 これまでは一部のアニメファンの行動を示す用語として使われていた言葉だが、ドラマや映画の「ロケ地巡り」や小説や映画の「舞台探訪」も含まれるようになり、より広い概念として捉えられるようになったと同社はみている。

 昨年の“巡礼先”は「ガールズ&パンツァー」の茨城県大洗町、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の埼玉県秩父市などアニメ関連のほか、「あまちゃん」の岩手県久慈市、東京都上野などドラマの関連地も登場。ツイートをもとに予測した今年の人気“巡礼先”は、アニメ「Free!」の鳥取県岩美町、ゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」の神奈川県横須賀市、広島県呉市ほか、ドラマ「失恋ショコラティエ」の都内近郊スポットなどをあげている。

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ツイートから予想される人気の“巡礼先”

 今年は飛び石連休ということもあってか、4月1日〜4月14日までの2週間のツイート数は約38万件と、昨年から4万件の減。連休期間中の過ごし方は「仕事」「バイト」が多く、次いで「旅行」「イベント」「帰省」「ライブ」。旅行先としては「近場」も上位にランクインしており、飛び石連休であることも影響し、遠出せずに楽しむ人も多そう――と分析している。

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