Google+に写真の自動スクラップブック機能「Stories」
Google+の「Stories」は、Android端末やiPhoneで撮影し、Google+にアップロードした写真をカバー付きの電子スクラップブックに自動編集する新機能だ。
米Googleは5月20日(現地時間)、Google+にアップロードした写真や動画を自動的にスクラップブック化する機能「Google+ Stories」を発表した。Web版は既に利用でき、Android版とiOS版のGoogle+アプリも次のアップデートで利用できるようになる見込み。
Google+にアップロードした写真が、日付と位置情報で分類され、「Story」にまとめられる。モバイル端末で「インスタントアップロード」を有効にしていると膨大な写真がGoogle+に溜まっていくが、Storyではこうした写真がカバー付きのスクラップブックのようにまとまる。
位置情報と日付で分類されるので、例えば旅行中に複数の端末で撮影した場合でも、その旅行中に撮影したすべての写真が1つのStoryとしてまとめられるようになっている。
デスクトップ版でStoryを使うには、Google+の[ホーム]→[写真]→[もっと]→[Stories]を選択する。しばらくするとStoryが表示される。
Storyには自動的にカバー画像やタイトル、日付、制作者名が付く。カバーをクリックすると右下に表示される[>]をクリックすると、まず撮影場所を紹介するページ(撮影したモバイル端末の位置情報から判断しているようだ)になり、さらに[>]をクリックすると画像(や動画)が撮影した時系列で左から右に並ぶ。
数日にわたる旅行の場合は、日付が変わると「2日目」などと表示するページが追加される。
Storyのタイトルやカバー画像は編集でき、写真にはキャプションを追加することも可能。気に入らない写真を削除することもできる。完成したStoryはGoogle+内で共有できる。
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