Xbox One、6月のアップデートで外部ストレージと実名表示に対応
9月に日本でも発売される予定のXbox Oneの6月のアップデートで、2台までの外部ストレージを接続できるようになり、PS4と似た実名表示機能も追加される。
米Microsoftは5月21日(現地時間)、6月に予定している「Xbox One」のアップデートの内容を説明した。このアップデートで、外部ストレージの接続と実名表示が可能になる。
外部ストレージ対応
Xbox One本体の内部ストレージは500Gバイトで換装できず、これまでは外部ストレージも接続できなかった。
アップデートにより、USB 3.0以降対応の256Gバイト以上のHDDを2台まで接続できるようになる。HDDには内部ストレージと同様にゲームやコンテンツを保存したり、起動ディスクとして使うことも可能だ。
外部ストレージからの起動が可能なので、友人の家にHDDを持って行き、別のXbox Oneに接続すれば、自分のゲーマータグでログイン・プレイできる。
実名表示
実名表示は、ゲーマータグとは別に任意で実名をプロフィールとして表示する機能。ソニーの「プレイステーション 4(PS4)」には既に備わっている機能だ。フレンドリクエストの際に承認してもらいやすくなったり、リアルでの友人かどうか確認できるというメリットがある。
初期設定では実名は非表示で、公開する場合でも範囲を細かく設定できる。
その他
Xboxとモバイル端末を無線で連係させる「SmartGlass」に番組表「OneGuide」の表示やリモコン機能の強化などが追加され、有料メンバーシップ「Xbox Liveゴールド」会員向け割引「Deals with Gold」が提供開始になる。先日発表されたKinect無し版Xbox Oneの販売と、Xbox Liveゴールド向けの一部のサービスの一般ユーザーへの解放も6月のアップデートのタイミングで行われる見込みだ。
Xbox Oneは、日本では9月4日に発売される予定だ。
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