「頭から氷水」は「飽きちゃったので」 「100ドル寄附」を選んだサイバーエージェント藤田社長
「氷水かぶるのはTL見てるだけでもう飽きちゃったので、私は100ドル寄附させていただきます」――サイバーエージェントの藤田晋社長が「Ice Bucket Challenge」に参加し、日本ALS協会に寄附したことを明らかにした。
「氷水かぶるのはTL見てるだけでもう飽きちゃったので、私はこちらに100ドル寄附させていただきます」――サイバーエージェントの藤田晋社長は8月20日、世界的なムーブメントになっているチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)に参加し、頭から氷水をかぶるのではなく、日本ALS協会への寄附を選んだことをFacebookで明かした。グリーの田中良和社長も同様に、100ドルを寄附したという。
Ice Bucket Challengeは、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティーキャンペーン。指名を受けた人は、バケツの氷水を頭からかぶる動画を24時間以内にFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、次の人を指名するか、ALS協会に100ドル寄付する、またはその両方を行う――というルールだ。
米国IT業界では、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、Appleのティム・クックCEOなどそうそうたる顔ぶれが、国内でもソフトバンクの孫正義社長や京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授、堀江貴文さんなどが氷水をかぶる動画を公開した。
堀江さんからバトンを受け取ったサイバーエージェント藤田社長は、100ドルの寄附を選択。ドリコムの内藤裕紀社長から指名されたグリー田中社長も「藤田方式を取り入れて」寄附したことをFacebookで明かし、「この投稿を見た人は、藤田方式を広めてください」とコメントしている。
米ALS協会によると、7月29日〜8月18日に1560万ドルの寄付が集まり、昨年の同期間(180万ドル)を大幅に上回ったという。
関連記事
- 「頭から氷水」動画、日本にも広がり 孫社長や山中教授も 難病患者支援のソーシャル運動
頭から氷水をかぶる動画を公開するALSチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」の波が日本でも急速に拡大。孫正義ソフトバンク社長や京大の山中伸弥教授などが挑戦している。 - クックCEO、ナデラCEO、コストロCEOも“氷バケツ”動画を公開 ビル・ゲイツ氏は?
草の根的に始まったSNSでの筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者サポート運動「Ice Bucket Challenge」がIT企業幹部に広まっており、Facebook、Apple、Microsoft、Twitter、T-MobileなどのCEOが氷水を頭からかぶる動画を公開している。【UPDATE】ビル・ゲイツ氏と米Amazonのジェフ・べゾフCEOも動画を公開した。【UPDATE2】Googleの共同創業者らも動画を公開した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.