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ドコモの新料金プラン、余ったデータ量の翌月繰り越し可能に
ドコモのパケット通信プラン「パケットパック」に、使わなかったデータ量を翌月に繰り越せる「パケットくりこし」が導入される。
NTTドコモは9月8日、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」のパケット通信プラン「パケットパック」で、使わなかったデータ量を翌月に繰り越せる「パケットくりこし」を10月1日から導入すると発表した。10月の未使用分を11月に持ち越せる。
データ量の繰り越しは1Gバイトごとに可能。データ量をシェアしている家族や同一法人間などで分け合うこともできる。ただし、1人向け「データSパック」とらくらくスマートフォン向け「らくらくパック」は対象外。
パケットパックのデータ量超過後に追加で購入するデータ量(1000円/1Gバイト)の利用期間は10月1日から、購入月の翌月末まで1カ月間延長する。
また、1人向けのパケットプランに9月19日から、月8Gバイトまで利用できる「データLパック」(月額6700円・税別)を追加する。
使い切れなかったデータ量を翌月に繰り越せるサービスは、ソフトバンクモバイルが「データくりこし」として提供中。月間8Gバイトまで利用できるデータプランは、KDDI(au)が提供している。
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