レノボ、変形して使える「YOGA」シリーズの新PC、タブレット発表 LTE対応SIMフリーモデルも
豊富な変形パターンが特徴のレノボ「YOGA」シリーズのノートPC、Android/Windowsタブレット新機種が発表された。
レノボ・ジャパンは10月10日、用途に合わせて変形できる「YOGA」シリーズのノートPC、Android/Windowsタブレットの新機種を発表した。変形パターンの豊富さに加え、ハイエンドモデルにはプロジェクターを内蔵するなど独自機能をアピールする。
ノートPC「YOGA 3 Pro」はノートPCモードやタブレットモードに加え、狭い場所での作業に適した「テントモード」、タッチ操作しやすい「スタンドモード」など、4つのスタイルに変形させて使えるのが特徴。負担がかかりやすいヒンジ部を2つから6つに増やし、ディスプレイの回転をよりスムーズにした。
ディスプレイにはQHD+(3200×1800ピクセル)という超高解像度のIPS液晶パネルを採用し、ゴリラガラスで耐久性も確保した。厚さ12.8ミリ、重さ1.19キロと薄型軽量ながら最大約8時間連続使用できる。発売は11月中旬を予定し、価格は21万500円前後。
「YOGA Tablet 2」Wi-Fiモデルは、Android版を8/10/13.3インチの3サイズ、Windows版を8/10インチの2サイズで展開する。前機種を継承したグリップを備えた形状で、片手や立ったままの操作もしやすいという。グリップ部分を回して引き出すと自立スタンドとなり、動画を見やすい「スタンドモード」、文字入力に適した「チルトモード」に変えられる。
最大170度広げられるスタンド部分を利用し、壁などにかけられる「ハングモード」が新機能として登場。料理など手を離せない作業や、高い目線に固定したいシーンなどに活用できるという。
動画視聴にタブレットを活用している人が多い現状を踏まえ、高音質なJBL2.1チャネルサラウンド対応スピーカーを左右に備える。Android搭載13.3インチのハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」は本体にプロジェクターを内蔵。資料や映像を本体だけで壁に投影できる。
「YOGA Tablet 2」のAndroid版は10月17日発売で価格は2万9500円前後(8インチ)と3万4500円前後(10インチ)。13.3インチのハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」は11月中旬発売予定で価格は5万9500円前後。Windows版は、8インチが3万4500円前後で11月下旬、10インチが10月下旬に5万4500円前後で発売予定だ。
Android版8/10インチモデル、Windows版10インチモデルはLTE通信対応のSIMフリーモデルを12月中旬以降に投入する予定。価格は未定。
関連記事
- レノボ、新タブレット「YOGA TABLET 8」 グリップ部分がスタンドに
レノボ・ジャパンがコンシューマー向け新製品として、ディスプレイや天板を回転してさまざまなスタイルで利用できるタブレットやUltrabookを発表した。 - “手のひらサイズのThinkPad”も──「進化に真剣に取り組んだ」新ThinkPad 3機種
レノボ・ジャパンは、8インチWindowsタブレット「ThinkPad 8」を含むThinkPadの新製品3機種を発表した。 - ThinkPadの一部モデル、米沢で生産
レノボがノートPC「ThinkPad」シリーズの一部モデルについて、NECパーソナルコンピュータの米沢事業場で生産を始める。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.