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河川の水位データをリアルタイムにオープンデータ化 鯖江市とjig.jpが共同で公開
河川の水位データを計測し、リアルタイムにオープンデータ化して公開する実証実験を、福井県鯖江市とjig.jpがスタートした。
福井県鯖江市とjig.jpは、河川の水位データを計測し、リアルタイムにオープンデータ化して公開する実証実験をスタートした。
市内の論手川のリアルタイムな水位データを、汎用性が最も高いとされるオープンデータ形式「Linked-RDF」で公開した。水位などのリアルタイムデータをオープンデータ化し、Linked-RDFでリアルタイムに公開する仕組みは日本初という。
jig.jpが提供しているオープンデータプラットフォーム(odp)を活用した。市民への迅速な情報提供による水害の軽減と、排水機場担当職員の負担軽減につなげるとしている。
このデータを使ったWebアプリを2種類、jig.jpが開発した。5分ごとの水位を表示する「論手川水位アプリ」は、鯖江市公式Webサイトの「防災」メニューから閲覧できる。
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