パナソニックは1月22日、初のロボット掃除機「RULO」(ルーロ)を3月20日に発売すると発表した。正三角形の各辺をふくらませた「ルーローの三角形」の形状を採用。部屋の隅や壁際もしっかり掃除できるという。オープン価格で、実売予想価格は10万円前後(税別)。
ルーローの三角形は、ドイツの機械工学者フランツ・ルーローが開発した定幅図形で、正方形に内接して回転できる特徴がある。ルーローの三角形状を採用したRULOは、ゴミのたまりやすい部屋の隅や壁際をしっかり掃除でき、回転時の径も変わらないため狭い場所でもスムーズに方向転換できるという。
赤外線センサーや超音波センサー、ジャイロセンサーで方向や走行距離を認識。部屋の隅や壁際を重点的に走行する「ラウンド走行」と部屋の内部を効率よく走行する「ランダム走行」を組み合わせた独自の走行制御を開発した。
ゴミの量に応じて自動運転制御する独自の「ハウスダスト発見センサー」や、フローリングの細塵を除去できる「V字ブラシ」など、家庭用掃除機で培った技術を応用した。バッテリーには同社が開発したリチウムイオン電池を採用し、1500回の繰り返し充放電が可能だ。
サイズは330(幅)×325(奥行き)×92(高さ)ミリ、重さは3.0キロ(電池別)。
関連記事
- 「おはようダーリン、起きてー!」 シャープ、萌える掃除機“ツンデレ妹”「COCOROBO」発売決定
音声認識機能付きのロボット掃除機「COCOROBO」の「妹声」バージョンが限定発売される。ツンデレで気分屋、青森出身の「ココロボちゃん」とおしゃべりを楽しめるという萌える掃除機だ。 - 「バイエルライン、いけ!」 銀英伝・ミッターマイヤー元帥がしゃべるお掃除ロボ シャープとニッセンがコラボ
銀英伝のミッターマイヤー元帥がしゃべるお掃除ロボが現れた。 - 「ルンバ」に続く第2弾は雑巾掛けロボット「ブラーバ」 から拭き/水拭き、どちらもOK
から拭き/水拭き、どちらもOKの床拭きロボット「ブラーバ380j」が発売される。「ルンバ」に続く、iRobotのお掃除ロボ第2弾だ。 - 吸引力が5倍になった新「ルンバ」 バッテリー寿命も長持ちに
ルンバに3年ぶりの新製品。従来モデルと比べて吸引力を5倍に強化し、総合的な清掃性能を最大50%アップさせたという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.