CeVIO初のサードパーティ製品はIAの妹分? トーク専用「ONE」登場
VOCALOID「IA」を販売する1st PLACEは、初のボカロ外ソフトウェアとして、CeVIOをベースにした音声合成ボイス「ONE」(オネ)を発売する。
VOCALOID「IA」を販売する1st PLACEは、初のボカロ外ソフトウェアとして、CeVIOをベースにした音声合成ボイス「ONE -ARIA ON THE PLANETES-」(オネ アリアオンザプラネテス)を1月27日からダウンロード販売する。CeVIOのサードパーティ製品はこれが初めて。
ONEは、じん(自然の敵P)との共演でも知られるONEさんの声を元に作られている。キャラクターデザイン:しづ、イラスト:赤坂アカで、mdql制作によるMMDモデルも提供される。
CeVIO版ONEは、歌声合成ではなく、CeVIO Creative Studio S専用のトークボイスとして提供される。入力された文字列に、感情や声質を細かくコントロールして自然な話し声を記録・再現できる。ナレーションやオーディオドラマだけでなく、Windowsの音声認識・合成APIであるSAPI 5に対応しているため、ニコ生やTwitterなどの読み上げも可能だ。
CeVIO版ONEは、すでにCeVIOを持っているユーザー向けのトークボイス単体(税込5400円)と、ボイスエディタが付属したトークスターターパック(税込8500円)の2種類のパッケージがある。すでにCeVIO Creative Studioを持っているユーザーはトークボイス単体の追加で利用できる。
AHSのVOICEROID、インターネットのMegpoid Talkなど、VOCALOIDを販売しているサードパーティでは別に音声合成読み上げ(TTS)ソフトを提供する企業が増えている。
CeVIOはVOCALOIDとは異なるHMM方式による音声合成・歌声合成ソフト。トークのボイスとしてはこれで4種類となった。歌声機能はさとうささら1人のままだ。
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