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JAXAで人工衛星と交信するアルバイト募集 日給3万円、知識不問
JAXAで人工衛星と交信する“激レア”なアルバイトの募集が行われている。特別な知識がなくでも参加できるという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)で人工衛星と交信するアルバイトの募集が、アルバイトの求人情報サイト「タウンワーク」で行われている。
JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で、人工衛星の管制技術に関するJAXAの研究に体験モニターとして参加するバイト。JAXA職員からの人工衛星に関する講義を受講後、小型衛星「SDS-4」と交信し、リポートにまとめる。
誰もが人工衛星を利用できる時代に備え、技術の向上や一般化を目的に、人間工学の観点からJAXAと東京理科大学が行っている研究の一環。誰にでも分りやすい衛星技術を目指す研究のため、特別な知識がなくでも参加できるという。バイトの様子はWebなどで配信する場合があるとしている。
3月30日、31日、4月1日、2日、3日のうち1日だけ、時間は午前10時〜午後5時で、日給は3万円。採用予定人数は10人(各日程ごとに2〜3人)。全国どこからでも自宅からの交通費を規定に従って支給する。前泊の必要がある場合は宿泊施設を用意する。服装・髪型は自由。
求人広告の掲載は3月9日午前7時まで。応募はサイトのフォームから行い、1次選考後、メールで2次選考を行う。選考結果は3月9日以降に連絡する。
珍しいアルバイトを募集するタウンワークの企画「激レアバイト」の「宇宙バイト」シリーズの一環。これまでにも、無重力空間で地上と同じようにバイトできるか調査・リポートを行うバイトなどを募集していた。
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