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上場したばかりのgumi、黒字予想から一転、営業赤字に転落へ

昨年12月に東証1部に上場したばかりのgumiが黒字予想を一転、営業赤字に転落する見通しを発表した。

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gumiのWebサイト

 ソーシャルゲーム開発・運営のgumiは3月5日、2015年4月期の連結営業損益が4億円の赤字になる見通しだと発表した。同社は昨年12月18日に東証1部に新規上場したばかりで、その際には13億2900万円の営業黒字という予想を公表していた。海外版の計画未達などが原因としており、国光宏尚社長は責任をとり、役員報酬を半年間0とする。

 修正後の予想は、売上高が265億円(前回予想は309億7200万円)、経常損益が6億円の赤字(同12億7700万円の黒字)。繰延税金資産の計上を見込み、最終損益はゼロ(同8億800万円の黒字)を予想している。

 自社タイトル「ブレイブ フロンティア」の海外版売り上げ計画を下方修正したほか、パブリッシングサービスの立ち上がりが遅れるなどし、売上高の落ち込みが想定を上回った一方、海外展開に向けて上昇した固定費が利益を圧迫するという。

 今後は既存タイトルの安定的な運用とユーザー拡大や海外展開の強化、コストの合理化などを進め、「業績の回復と拡大に向けて全力を尽くす」としている。

 gumiの時価総額(5日終値ベース)は748億円。

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