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ヤマダ電機、業績予想を下方修正 最終益半減へ 家電流通は「想定を超えた低迷」
ヤマダ電機が業績予想を下方修正し、最終益は前期から半減に落ち込む見通し。家電流通市場は「想定を超えた低迷」に陥っているという。
ヤマダ電機は4月20日、2015年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益は前回予想から37.8%減の199億円に、最終利益は同49.2%減の90億円に落ち込む見通しだと発表した。
売上高見通しは前回予想から1.7%減の1兆6640億円と、前期(1兆8939億円)から12.1%減での着地を見込む。
同社によると、消費税増税後に反動減が想定以上だったほか、家電流通市場は「少子高齢化・人口減・ネット社会の浸透をはじめとした社会環境変化などの影響」もあり、短期的な回復は見込めず、「想定を超えた低迷」が続いているという。
Windows XP買い替え需要の反動減でPCも苦戦、冷夏・暖冬による季節商品の伸び悩みなどさまざまな要因が重なり、売上高が予想を下回ったとしている。
営業益見通しは前期(342億円)から45.6%減と大きく落ち込み、最終益も繰延税金資産の取り崩しなどで法人税等が増加、前期(186億円)から半減となる見通しになった。
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