ヤマダ電機は5月25日、構造改革の一環として、全国約1000店舗のうち46店舗を5月末までに閉鎖または業態転換すると発表した。4月に業績予想の下方修正を発表するなど業績の低迷が続いており、不採算店舗の整理を進める。
テックランド鶴岡店(山形県鶴岡市)やテックランド神栖店(茨城県神栖市)など地方や郊外型の店舗を中心に閉鎖するほか、水戸市のJR水戸駅ビルに入居する「LABI水戸」も今月末で閉店する。従業員は、他店舗への配置転換などで雇用を継続する。
今年度は、新店と業態転換で15店の新規出店を予定。年内をめどに東京・八重洲に都市型店舗を出店するなど、都市部・郊外それぞれの市場で厳選して出店するとしている。
店舗閉鎖に伴う業績への影響は「精査中」としている。
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