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ソニー製コンポで「人の耳では聞こえない大音量を出力」する不具合 ツイーター過熱のおそれも
ソニーのハイレゾ対応コンポ「CMT-SX7」で、人の耳では聞き取れない高周波数の信号が、大音量で出力されるなどの不具合が発生する場合があるとし、使用中止を呼び掛けた。
ソニーは7月23日、11日に発売したハイレゾ対応コンポ「CMT-SX7」で、人の耳では聞き取れない高周波数の信号が、大音量に相当する音圧レベルでスピーカー/ヘッドフォンから出力されるなどの不具合が発生する場合があるとし、使用中止を呼び掛けた。電気部品の不具合が原因。
対象の製造番号は2100001〜2105394。このほか、音楽が正常に再生されずノイズが聞こえたり、スピーカーのツイーター部が高温になり破損するなどの問題が発生することもあるという。ツイーター部が高温になった際、微量の発煙・異臭を伴う場合があるが、周囲への損傷などには至らないという。
対象製品のユーザーには、安全のため電源プラグをコンセントから抜き、使用を中止するよう呼び掛けている。現在対策を検討しており、詳細は2週間以内にWebサイトで告知する。症状が発生したユーザーは連絡してほしいとしている。
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