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Facebook、VR対応単体モバイル動画アプリを準備中とのうわさ

Facebookが360度パノラマの仮想現実(VR)動画を楽しむための単体アプリを開発中であるとWall Street Journalが報じた。iOSおよびAndroidに対応するという。同社のVR HMD「Oculus Rift」の製品版は来年1〜3月に発売の予定だ。

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 米Facebookが、360度動画にも対応する単体の動画アプリを準備中だと、米Wall Street Journalが9月14日(現地時間)、この件に詳しい筋の情報として伝えた。

 同社のマーク・ザッカーバーグCEOは以前から、仮想現実(VR)は「モバイルの次を担うコンピューティングプラットフォーム」と主張してきた。開発者会議「F8 2015」では、いつからとは明示しなかったが、ニュースフィードで360度パノラマ動画を再生できるようにするとも語った。

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ザッカーバーグCEOはF8で、動画の次はVR/ARだと語った

 同社傘下のVR HMDメーカーOculus VRは、「Oculus Rift」の製品版を来年第1四半期(1〜3月)に発売すると発表している。

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Oculus Riftを試すマーク・ザッカーバーグCEO(左はOculus VRのブレンダン・イリーブCEO)

 単体動画アプリはまだ開発の初期段階だが、iOSとAndroidをサポートするという。つまり、米Googleの「Cardboard」を使えば、より没入感を楽しめることになる。

 Facebookは近年、動画に注力しており、ページをYouTubeチャンネルの代わりにできる動画タブの追加など、YouTubeからユーザーを奪うような様々な取り組みを打ち出している。

 YouTubeも今年の3月から360度動画をサポートしている。

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