インターネットイニシアティブ(IIJ)は、「コミックマーケット89」(12月29〜31日、東京ビッグサイト)で、萌えキャラのイラストを描いたIIJ mio用SIMカード「真・痛SIM」を発売する。価格は3000円(税込)。
鈴平ひろさん、魔太郎さんによるイラストと、「ねとらぼ」のITちゃん(絵:シコタホA)をデザインした計3種類のバージョンを用意。購入後、開通手続きだけで始められるパッケージ「IIJmioプリペイドパック」として販売し、開通から3カ月後まで500Mバイト分のデータ通信を利用できる。サイズはnanoSIMのみで、音声通話は非対応。先着でポスターと紙袋の特典を準備するほか、オリジナルのステッカーもプレゼントする。
従来、MVNO契約者向けSIMカードもNTTドコモのロゴ入りで供給されてきたが、ドコモは12月からMVNO専用SIMカードの供給を開始。無地の白いカードで、今後MVNO向けは全て専用SIMに切り替わるという。
IIJは今年3月に開かれた「コミケットスペシャル6」で「痛SIM」を販売したが、その際は「痛い」部分はパッケージのイラストのみで、SIMカードは従来のドコモデザインだった。夏コミではカード面にイラストをプリントして販売(ただし通信はできない)するサークルが現れるなど、「弊社のイニシアティブが揺らぎかねない状態」(同社ブログ)に。専用カードの登場を機に、冬コミでは実際に使用できるSIMカードの販売にこぎつけた。
痛SIMはイベント限定。IIJmioの通常のSIMカードは切り替え後も白いままとなる見通しといい、「今回のイラスト入りの痛SIMは貴重」としている。
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