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鳥獣戯画の動物がフィギュアに しかも実用的 バンダイがガシャポン「鳥獣机画」
「鳥獣戯画」に登場する鳥獣がバンダイのガシャポンに。スマホスタンドなどにもなる実用性も特徴だ。
「鳥獣戯画」に登場するウサギや猫のフィギュア「鳥獣机画」をバンダイが1月下旬から、カプセル自販機専用商品(ガシャポン)として順次販売する。絵巻に描かれた鳥獣を再現した上でスマートフォンスタンドやメモ立てなどとして使える実用性も特徴だ。1回300円(税込)。
鳥獣戯画(「鳥獣人物戯画」とも。国宝)は、平安後期〜鎌倉期に制作されたと考えられている絵巻物。擬人化された鳥獣が伸びやかな線で描かれた魅力的な絵が特徴で、“最古の漫画”などとも呼ばれ、故・手塚治虫さんがNHK「日曜美術館」でその魅力について語ったこともある。
机の上で楽しめる「鳥獣机画」(ちょうじゅうきが)は、登場する鳥獣を高さ約40ミリでフィギュア化。作品を所蔵する高山寺(京都市)が監修し、独特のタッチを最大限再現しているという。
全6種で、2種ずつが対になっており、並べると鳥獣戯画の場面を再現できるようになっている。
開発したのは入社1年目の女性社員。「鳥獣戯画が女性の間で人気が高まっており、今年都内で開催された「鳥獣戯画展」は3〜4時間待ちで、見たくても見られない人も多いと聞き、いつでも見られて飾って楽しめる鳥獣戯画があれば!」と企画がスタートしたという。
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