全日空空輸(ANA)の国内線予約・販売・搭乗手続きシステムに3月22日午前8時20分ごろに不具合が発生し、遅延や欠航が生じている。
システム障害により、羽田空港をはじめ全国の空港で搭乗手続きができなくなっていた。同社によると、午前11時30分ごろにはシステムは復旧し、搭乗手続きは再開したが、通常より時間がかかっているという。今後も遅延・欠航が発生する恐れがあるとして、「運行情報案内」の確認を呼びかけている。
ANAとコードシェア(共同運行)するスターフライヤー、エア・ドゥ、ソラシドエアなどにも影響が出ている。
原因究明と復旧作業は継続中。ANA Webサイトや予約センターでは現在、国内線区間の空席照会、新規予約、予約変更、決済や、搭乗便のWebチェックイン、事前の座席指定が利用できない状態になっている。
Twitterでは「システム障害」「ANA国内線」「全日空」などが朝からトレンド入り。3連休明けの利用者に影響が出ているようだ。
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