DMM.comは4月27日、MJIが開発する感情認識ロボット「Tapia」(タピア)を6月中旬に発売すると発表した。28日から予約受け付けを始める。価格は9万8000円(税別)。
全長約25センチ、重さ2.5キロのたまご型のロボット。カメラ、スピーカー、マイク、タッチパネルやWi-Fi通信モジュール、SIMカードスロットを搭載し、音声認識や顔認識で会話を楽しめる。ユーザーの会話のスピードや内容で感情を認識し、会話の応答が変化する。
一定時間応答がない場合、家族に通知し、外出先からのモニタリングを促す「みまもり」機能も搭載する。通話や写真撮影を音声で操作でき、お年寄りの単身世帯で薬の時間を通知したり、指定の時間に呼びかけたり、生活サポートにも活用できるとうたう。
今後、家電などと連携するIoT機器として利用できる機能も追加予定だ。
関連記事
- 「人類を滅亡させるわ」 人工知能ロボットがインタビューで宣言
米企業のAI搭載ロボット・Sophiaが「人類を滅亡させるわ」と発言して注目を集めている。 - しゃべるし歌うし踊る! とにかくかわいいロボット携帯電話「RoBoHoN」と遊んできた
通話もメールもネット検索もできるシャープのロボット携帯電話「RoBoHoN」、一足早く触ってきました。……とにかく、かわいいです。 - ぼくらはなぜ「AIの遺電子」にこんなにも惹かれるのか
週刊少年チャンピオン連載の近未来SFマンガ「AIの遺電子」の単行本化記念。その魅力を探ってみた。 - 超音波合成×画像識別で「しゃべるお花」はつくれるか?
ITで「しゃべるお花」をつくるためにはどのような技術が必要? 月末金曜日にソフマップに並ぶ秋葉原のおじちゃんとこに行って知恵を借りた。 - ロボット犬とリアル犬がストリートファイト
「人間にいじめられる二足歩行ロボット」動画に続いて、「犬と対決するロボット犬」動画が公開された。おなじみBoston Dynamics製のSpot君だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.