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ガンホーゲームズかたるフィッシングメールに注意 「会員情報が流出」と不安あおる
ガンホーゲームズをかたるフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会が注意を呼び掛けている。
フィッシング対策協議会は6月28日、ガンホーゲームズをかたるフィッシングメールが出回っていると発表し、注意を呼び掛けている。
不審なメールの例としてあげられているものは「他社において会員情報が不正アクセスの影響で流出した」と不安をあおり、本人確認を求める内容。誘導先のフィッシングサイトは(1)「http://econline.gungho.jp.●●●●.usa.cc/index.html?app=wam&ref=」、(2)「http://econline.gungho.jp.●●●●.usa.cc/」の2種類のURLが使われているという。
6月28日午後3時現在もフィッシングサイトは稼働中で、JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)にサイト閉鎖のための調査を依頼しているという。類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあり、ガンホーIDやパスワードなどのアカウント情報を入力しないように注意を呼び掛けている。
ガンホーゲームズの公式サイトでも「『ガンホーゲームズ』を装う不審なメールにご注意ください!」と題したページを公開。同社がこうしたメールを送ることはなく、ユーザーに手続きを求める際は、必ず公式サイトで告知するという。URLのクリックやパスワード入力を行った場合は、速やかにパスワードを変更するように促している。
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