「mixi」などのソーシャルネットワーキングサービス上で展開されているゲーム「サンシャイン牧場」が、2016年8月26日正午をもって終了すると、運営元のRekooが発表した。新規利用登録ができなくなるほか、メールサポート対応も同時刻に終了する予定。未使用のゲーム内通貨も使用不可となる(返金、換金不可)。
サンシャイン牧場は、ユーザーが牧場の経営者となり作物や家畜を育て、収穫することでレベルを上げていくゲーム。2009年8月にmixiでサービスが始まり、「サン牧」の愛称で一時ブームとなった。
今回の終了について、Rekooは「お客様にご満足いただけるサービスを提供し続けることが困難な状況であるとの結論に至りました」と説明。農園ゲーム「ハッピーベジフル」への移行を促している。
(太田智美)
関連記事
- 開発秘話・唯一無二のオリジナルを目指して 3000万ユーザー超え「モンスト」に流れるSNSの思想
世界3000万ユーザーを超えたスマホゲーム「モンスターストライク」。「みんなでわいわい遊べるゲーム」というコンセプトはSNS「mixi」の運用から生まれたものだという。 - LINEの快進撃と初期のmixiが重なって見えた
LINEの快進撃を眺めながら、初期のmixiを思い出した。両サービスが大切にしているものは、似通っているように思う。 - 好調のYahoo!Mobage PC向けソーシャルゲームは「ブルーオーシャン」
DeNAとヤフーによるPC向けソーシャルゲームサイト「Yahoo!モバゲー」が好調だ。重要指標は右肩上がりで成長し、収益も黒字化を達成。生き馬の目を抜くソーシャルゲーム業界だが、PC向けは「ブルーオーシャン」だという。 - KDDIとコロプラが提携 日本初の“位置ゲー”プラットフォームに
KDDIとコロプラが提携し、日本初の“位置ゲー”プラットフォーム「au one コロプラ+」を11日にオープン。外部企業からアプリを募り、位置情報と連動したサービスを集約させる。 - 「Yahoo!モバゲー」β版公開
PC向けソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー」β版がスタート。「怪盗ロワイヤル」といったゲームに加え、モバゲーのコミュニティー機能なども使える。 - ソーシャルゲーム上に“auポータル”を KDDIとRekooが「サンシャイン王国」
KDDIと人気ソーシャルゲームメーカーが協力し、携帯電話やPC向け「サンシャイン王国」を提供。ゲーム上にau各サイトへのリンクも張り、ポータルとしての役割を持たせる。 - GREEで「サカつく」や「リッジレーサー」も オープン化ゲーム第1弾公開
GREEオープンゲーム第1弾は「サカつく」や「リッジレーサー」などメジャーゲームをラインアップ。大手メーカーのメジャータイトルで、先行するmixiやモバゲータウンと差別化する。 - 「サンシャイン牧場」で「爽健美茶」育てる 日本コカ・コーラ、mixiアプリで新ボトルPR
日本コカ・コーラがmixiアプリ「サンシャイン牧場」と連携した新ペットボトルPRキャンペーンを実施する。最多利用者のソーシャルアプリを新商品のPRに活用する試みだ。 - 「パッケージ市場崩壊、iPhoneアプリももうからない」 ゲームメーカーが生き残るには
パッケージゲーム市場は崩壊。期待されたiPhoneアプリももうからないことが分かってきた。だがまだまだチャンスはあると、ゲームジャーナリストの新清士さんは言う。 - 「GREEやモバゲーとは違う」 笠原社長が語る、mixiアプリの「ソーシャル性」
「GREEやモバゲーと混同されることが多いが、mixiアプリは違う」――ミクシィ笠原社長が語るその違いとは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.