Pokemon GO「足あと」「Pokevision」利用不能になったのはなぜ? 運営チームが説明
Pokemon GOの運営チームが「足あと機能」の削除や「Pokevision」の規制など、ゲームシステムの変更意図を説明。
「Pokemon GO」でポケモンを探しやすくなる「足あと機能」や「Pokevision」が使えなくなった――米Nianticが7月31日に実施したPokemon GOアプリの大幅アップデートに伴い、一部の公式・非公式サービスが利用できなくなり、ユーザーから不満の声が噴出した。これを受け、運営チームが8月2日、公式Facebookアカウントでゲームシステムの変更意図を説明した。
足あと機能は、Pokemon GOアプリ内でユーザーの近くにいるポケモンとの大まかな距離を推測できる公式機能。ポケモンを探しやすくする機能だが、日本で配信が始まった7月22日前後から不具合が生じ、使えない状態が続いていた。これに関連し、ポケモンがどこにいるかを地図上にアイコンで表示する非公式サービス「Pokevision」が登場し、人気を集めていた。
運営元のNianticは7月31日にアプリの大幅アップデートを実施し、足あと機能自体を削除した。運営チームは「同機能は混乱を招くもので、われわれの製品の理想にそぐわなかった」と理由を説明。また、Pokevisionをはじめとする非公式サービスが利用不能になったことにも言及し、「われわれが世界中のユーザーにPokemon GOを使ってもらい、サービス品質を維持するために、その妨げとなるサードパーティーサービスからのアクセスを制限した」と説明している。
31日のアップデート後、ユーザーからは「ポケモンを探すのが難しくなった」「足あと機能を削除するなら、サードパーティーのサービスを許すべき」などと不満の声が上がった。運営チームは「Pokemon GOの運営や世界中でのローンチのために、われわれが必死に取り組んでいることを理解してほしい」「ユーザーの要望に対してはベストを尽くしていく」とコメントしている。
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