Kindle Unlimited、試してわかった「流行る理由」(1/4 ページ)
Amazonが送り込んできた新たな黒船、定額読み放題サービスをさっそく使ってみた。「これは流行る!」と確信した。その理由は……。
Amazonはまだまだ黒船商売を続ける模様で、その最新版がKindle Unlimited。前々から噂されたり、カテゴリーが一瞬だけ見えたりしていた、月額980円で対象の電子書籍を制限なしで読めるサービス。それが8月3日午前4時に正式オープンした。さっそく使ってみたので、そのインプレッションを報告する。
実際に調べてわかった「偏り」
まずラインアップだが、発表会ではおおまかなところしか明かしていなかったので調べてみた。
Amazonのほかのカテゴリーと同じく、Kindle Unlimitedは迷うようにできている。このため、特定のタイトルやジャンルで自分が読みたいものがあるかどうかは見つけにくい。
AmazonのFAQでは次のように説明している:
どのようにKindle Unlimited 対象の本を探すことができますか?
A: 普段お使いいただいているKindle本ストアからいつでも探すことが可能です。『Kindle Unlimited』アイコンがついた本を探して、『今すぐ読む』をクリックするだけで、すぐに読書が可能です。
人気のタイトルやおすすめなど、Kindle Unlimited:読み放題ストアもしくは全てのジャンルを見るからお好きな本をお探しください。
自分が最初にやったのは、出版社別のタイトル数を調べること。 和書の全13万9644冊中、1カ月以内の新刊は2261冊。
出版社別リスト「Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル:出版社」を見ると、出版社がそれぞれ何冊ずつ提供しているかがわかる。
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