検索
ニュース

4年ぶり刷新の「MacBook Pro」はAMDのPolaris採用か──Bloomberg報道

Apple製品のうわさの確度の高さで定評のあるBloombergのマーク・ガーマン記者が、うわさの新「MacBook Pro」はより薄く、軽くなり、AMDのPolaris、USB Type-Cポート、Touch IDパネル、ファンクションキー代わりのOLEDディスプレイバーを搭載すると予測した。9月7日とみられる次期iPhoneと同時には発表されないとしている。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 米Appleが年内に発表するとうわさの次期「MacBook Pro」の仕様について、米Bloombergが8月10日(現地時間)、複数の情報筋からの話をまとめた記事を公開した。

 かつて米9TO5Macで多数の信頼性の高いリーク記事を担当し、5月にBloomberg入りしたマーク・ガーマン記者による記事だ。

 macbook 1
9TO5MacからBloombergに移ったマーク・ガーマン氏

 5月に台湾KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が発表した予測と同様に、新モデルはより薄く、軽くなり、指紋認証の「Touch ID」をサポートし、キーボード上部にファンクションキーのように使えるOLEDのディスプレイタッチバーが追加されるとしている。

 Touch IDはOLEDディスプレイの隣に設置され、ログインやApple Payの認証に利用できる(AppleはWWDC 2016で、次期OSでApple Payをサポートすると発表した)。

 OLEDディスプレイは切り替え可能なファンクションキーとして使え、ソフトウェアアップデートで新しいキーとして使えるようになるという(3Dグラフィックデザイナーのマーク・ハイェク氏によるコンセプト画像はこちら)。

 また、筐体を薄くするために、米AMDのグラフィックスプロセッサ「Polaris」(コードネーム)を採用するという。AMDは、Polarisシリーズのグラフィックスカードは従来より20%薄くなるとしている。

 ポートは新しい「MacBook」同様にUSB-Cポートになるが、ポート数は不明。

 色もMacBookとシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色になるが、発売段階で全色そろうかどうかは分からないとしている。

 macbook 2
現行MacBookの3色

 ガーマン氏によると、Appleは次期MacBook Proのテストを2016年に入ってから実施しているが、9月7日の「iPhone 7/7 Plus」(仮)発表イベントでは発表しないという。米MacRumorsは、Appleは10月に別のイベントを開催し、そこでMacBook Proを発表すると予測している。同社は2012年から毎年、9月とは別に10月に発表イベントを開催し、iPadやMacの新モデルを発表してきた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る